富士山でのシカ調査【狩猟日記】
ここのところ、立て続けにシカ調査のお手伝いをした。
ひとつは、富士山の西側に広がる、日本有数の酪農地帯である朝霧エリア。
夜間に、牧草地帯にいるシカの数をスポットライトを当てながら数えるというもの。
夜間の2~3時間、車で回って、何匹くらい確認できたと思いますか?
↓(答え)
なんと、400匹以上!
富士サファリもびっくり、のナイトサファリ状態。
アフリカはこんな感じなんでしょうか。
いくらなんでも多すぎるし、どこまで増えていくんだろうか・・・
もうひとつは、富士山の国有林内の人工林の、シカによる樹皮剥ぎ調査。
GPSをもって、さまざまな林齢の人工林を調査する。
富士山の大部分は国有林が広がり、そこに何十年前に植えた木々が大きくなっている。
どれくらいの割合の木が樹皮剥ぎにあっていると思いますか?
↓(答え)
なんと、自分の調査したところだと、半分程度!ものすごく多い!(トータルの結果はまだ)
そして、その林床(下層植生)は、ササをはじめ、ほぼ壊滅状態!
富士山を世界遺産に、という声もありますが、
富士山の森林は、ほんとうにえらいことになっています!
野生動物と森のバランスがくずれている・・・
マチの人たちは、なかなかこういう現状を感じることができな状態にあります。
ムラの人たちでも、感じているのは、被害を受けている農家さんや林業家さんの一部の人たちだけ。
そして、こと森林の中のこととなると、ほとんどの人は気づくことができません。
ということで、森のたねでは、
「シカの夜間ライトセンサス調査体験」や、
「シカの採食により大きな影響を受けている、森あるき」なんかを、今後予定しております。
興味ある人は声をかけてくださいませ。
(なおき)
ひとつは、富士山の西側に広がる、日本有数の酪農地帯である朝霧エリア。
夜間に、牧草地帯にいるシカの数をスポットライトを当てながら数えるというもの。
夜間の2~3時間、車で回って、何匹くらい確認できたと思いますか?
↓(答え)
なんと、400匹以上!
富士サファリもびっくり、のナイトサファリ状態。
アフリカはこんな感じなんでしょうか。
いくらなんでも多すぎるし、どこまで増えていくんだろうか・・・
もうひとつは、富士山の国有林内の人工林の、シカによる樹皮剥ぎ調査。
GPSをもって、さまざまな林齢の人工林を調査する。
富士山の大部分は国有林が広がり、そこに何十年前に植えた木々が大きくなっている。
どれくらいの割合の木が樹皮剥ぎにあっていると思いますか?
↓(答え)
なんと、自分の調査したところだと、半分程度!ものすごく多い!(トータルの結果はまだ)
そして、その林床(下層植生)は、ササをはじめ、ほぼ壊滅状態!
富士山を世界遺産に、という声もありますが、
富士山の森林は、ほんとうにえらいことになっています!
野生動物と森のバランスがくずれている・・・
マチの人たちは、なかなかこういう現状を感じることができな状態にあります。
ムラの人たちでも、感じているのは、被害を受けている農家さんや林業家さんの一部の人たちだけ。
そして、こと森林の中のこととなると、ほとんどの人は気づくことができません。
ということで、森のたねでは、
「シカの夜間ライトセンサス調査体験」や、
「シカの採食により大きな影響を受けている、森あるき」なんかを、今後予定しております。
興味ある人は声をかけてくださいませ。
(なおき)
スポンサーサイト
| 狩猟日記 | 00:19 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| | 2015/01/11 20:45 | |