
「Nature school 森のたね」と、日蓮宗「妙泉寺」が共同で実施している
野外保育「森と寺子屋のようちえん」が、このたび日蓮宗の
「地域社会とお寺の活性化アイデアコンペティション活動部門」において
なんと「大賞」に輝きました!
以下、審査員の方からのコメントですが、非常に嬉しいですね。
昨年度は様子を見ながら親子での活動が中心でしたが、
2012年より本格的に子どものみのお預かり体制で展開していきます。
ご協力いただいている、皆様、ありがとうございました。
【審査員からのコメント】
●自然や目に見えないものへの畏敬の念などを幼児のうちに醸成することは
とても大切なことです。昔はほっておいても、そのような機会はたくさん
あったが、現代ではそれが難しくなってきています。この事例は、地域の
豊かな自然環境を生かし、寺院が地域教育の一役を担って子育てに十分な
準備とスタッフをそろえて人格形成に貢献していることに対して大いに
評価するものがあります。
●寺子屋は、寺院活動の原点。この事例は継続性があり、地域からも支持され、
地に着いた活動となっている点は素晴らしいと思います。次世代を担う人たち
(子どもと若い夫婦)がお寺に親しむためには、このような活動が大切です。
●寺子屋は全国のお寺で開催されていますが、年一回、カリキュラムも例年
決まった内容になりがちです。しかし、この事例では、毎月1回の開催、
またその内容も地元の仲間達がそれぞれアイデアを出し合い、自然を活かした
五感に触れるような内容(授業)をみんなで企画・運営している点が評価できます。
決して大きいお寺、都市部のお寺ではありませんが、「森と寺子屋のようちえん」
というタイトルの通り、自然豊かなお寺の立地・地域性を活かした寺子屋を
おこなっている点も素晴らしいと思います。お寺が教える、心の授業。
全国各地のお寺でも、このように地域の人たちとの距離がぐっと身近になるような
お寺の活動が求められます。
スポンサーサイト